こんにちは。よーしゃんです。
みなさんは、一眼カメラを持って撮影に行くとき、どんなバッグをお使いでしょうか?
私は先日、ハクバ(ルフトデザイン)のリュック型カメラバッグ(SLD-RS-BP)を購入しました。
これがなかなか使いやすく、価格もかなりお手頃!
そこで今回は、その使用感について読者のみなさんに紹介したいと思います。

限られた予算で、なるべく高性能なカメラバッグが欲しい!

念願の一眼デビューしたけど、バッグはどんなものが良いのかな?
本記事は、このような疑問をお持ちのアマチュアカメラマンの方にオススメの内容となっております。
また、私がカメラバッグを選ぶ際に意識した”3つのポイント”についても書いていますので、ぜひご覧下さい。
それではどうぞ!
そもそも、なぜカメラバッグが必要なのか?

まず最初に、私がカメラバッグを買うことになったきっかけについて、少しだけ書かせて下さい。
私が一眼デビューを果たしたのは、約1年前のことです。
大好きな旅行のお供として、ミラーレス一眼カメラ“富士フイルム X-T20 レンズキット”を購入しました。
カメラを始めたばかりの頃、撮影機材はカメラ本体とレンズのみ。
この頃は、クッション性のあるポーチを使っていました。
しかし、徐々にカメラにハマり、色々な表現を求めていくうちに、替えのレンズやフィルターなどの撮影アイテムが増え、ポーチのみでは収納できなくなってきました。
それでも当時は、「カメラバッグまでは必要ないだろう」と考えていたので、100均のソフトケースなどを活用し、普通のリュックに全て詰め込んでいました。
しかし、レンズ交換のたびに何回も100均ケースのジッパーを開け閉めするのはとても面倒。
物を出し入れするたびに、リュック内はごちゃごちゃになっていました。
そんな時に出会ったのが、カメラバッグという存在です!
「本格的に写真撮影に取り組んでいくには、これを買うしかない!」
ということで、人生初のカメラバッグを購入することにしました。
カメラバッグ選びで重視した3つのポイント

いざ、ネット検索してみると、、、カメラバッグって本当に色々あります。
正直、選ぶだけでも挫折しそうになるくらいです。
大切なカメラを守るアイテムなので、あまり妥協はしなくないところですが、、、
だからと言って、プロ仕様の本格的なバッグは値が張ります。
ということで、私はカメラバッグを購入する際、以下の”3つのポイント”を意識しました。
この3つを意識したことで、自分の撮影スタイルに最適なバッグを見つけることができました!
①利用目的を考えてみよう!
まず一つ目のポイントは、カメラバッグの利用目的です。
要するに、“入れたい物は何か?”を考えてみましょう。
私は以下のアイテムを全て収納したかったので、中くらいのサイズのバッグに絞ることにしました。
- 富士フイルムX-T20本体
- 標準レンズ(XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS)
- 中望遠レンズ(XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS)
- 各種フィルター(Tycka フィルターケースに全て収納)
- アルミ三脚(Manfrotto MKELES5BK)
- 小物類(予備バッテリー、ブロアーなど)
中くらいのサイズを選んだ理由は、富士フイルムのX-T20はミラーレスかつAPS-C機なので、比較的コンパクトだからです。
この辺は、”カメラ本体のサイズ感”により変わってくるところだと思います。
例えば、フルサイズの一眼レフをお使いの方や、カメラ本体を2台以上お持ちの方なら、間違いなくもっと大きめのバッグを選んだ方が良いです。
特に、望遠レンズをお持ちの方は、標準的なバッグだと収納できない可能性があるので、欲しいバッグの正確なサイズを調べるか、店頭で実際に触ってみるなどして確認することをオススメします。
逆に、カメラデビューした頃の私のように、カメラ本体と標準レンズのみお持ちの方や、街歩きでのスナップショットをメインとして活動されている方などは、ポーチタイプでも十分だと思います。
②機動性と作業性を考えてみよう!
二つ目のポイントとして、機動性と作業性について考えてみましょう。
わかりやすく言うと、機動性は“バッグを身に付けたときの動きやすさ”、作業性は“カメラなどの取り出しやすさ”です。
機動性については、あくまで私見ですが、ショルダーバッグよりもリュックサックの方が高いと思っています。
例えば、カメラを持ってハイキングしている状況を考えてみて下さい。
おそらく、ショルダーバッグだと、森の中を歩いている途中にバッグが木の枝に引っかかったり、バッグが邪魔になったりしますよね。
私は、ハイキングなどにもカメラを持って行く可能性が高かったので、リュックタイプを選びました。
一方、作業性については、ショルダーバッグに軍配が上がります。
その理由は、リュックサックだとレンズ交換の際に一度バッグを下ろさないといけないのですが、ショルダーバッグならバッグを掛けたまま作業することができるからです。
ただ、作業性については、私はそれほど気にしなくても良いと思います。
実際のところ、撮影現場ではカメラをずっと首にぶら下げていることが多いので、頻繁に取り出すことはあまり無かったりします。(笑)
③予算を考えてみよう!
最後のポイントは、やはり予算です。
何を買うにしても、懐との相談は必須ですよね。(笑)
それでは、高級なカメラバッグと安価なカメラバッグは、何が違うのかというと…、
基本的に高級なものほど生地や作りが良いです。
例えば、雨が降ったときには生地の撥水性が重要になってきますし、重い荷物を背負っての登山など、過酷な状況ではバッグの作り(耐久性)が重要になってきます。
ただ、そのような過酷な状況での撮影をメインとする方は少ないと思いますので、街撮りなどで使う分には、そこまで高い品質を求める必要はありません。
ちなみに、カメラバッグの中には非常に安価な商品もあります。
しかし、実際に購入した人のレビューを見てみると、やはり値段相応の評価が付いています。
ハクバのカメラバッグSLD-RS-BPについて!

上記3つのポイントを踏まえて、私は“ハクバ(ルフトデザイン)のカメラバッグ(SLD-RS-BP)”を購入しました。
総合的にとても気に入っているのですが、「少しだけ改善して欲しいな…。」と思ったところもあります。
私がこの商品を実際に使ってみて、良かったところと悪かったところについて以下にまとめていますので、もし気になっている方がおられましたら、読んでみて下さい!
SLD-RS-BPの良いところ
生地がしっかりしている
バッグを手に取ったときの第一印象は、とても生地がしっかりしていると感じました。
この生地が何かに引っ掛かったとしても、簡単に破れたりすることはなさそうです。
カメラ収納部が完全にセパレートされている
このバッグでは、カメラ収納部が完全にセパレートされているので、バッグ内で物がごちゃ混ぜになることがありません。

このような形で、私の撮影機材を全て収納することができました!
裏ポケットが絶妙
バッグの背中に接する側には、裏ポケットが付いています。
この使い勝手が絶妙で、財布やスマホなど、使用頻度はそこそこ高いけど、ポケットに入れて歩くと邪魔になる物を入れておくのにとても便利です。

このように、結構大きなポケットなので、長財布やタブレットなんかも余裕で入ります。
SLD-RS-BPの悪いところ
背面のチャックが硬い
このバッグを実際に使ってみて、真っ先に感じたことは、背面のチャックが硬いことです。
特にコーナー部(曲がり角の部分)が硬く、力任せに閉めようとすると壊してしまいそうになります。
まぁ、ゆる過ぎるよりは良いので、長く使っているうちにスムーズに動くようになることを期待します。(笑)
両サイドのポケットが弱い
バッグの両サイドにはポケットがついているのですが、この生地がバッグ本体のものに比べて弱いところも気になりました。
本製品は、一応、横に三脚を取り付けられる設計なのですが、ポケットの生地が弱いので、重ためのアルミ三脚などを長時間入れていると、簡単に伸びてしまいそうな気がします。
ちなみに、私はManfrottoの三脚(MKELES5BK)を使っていますが、この三脚なら、下の写真のように収納袋にすっぽり入ります。

パーティションのレイアウトがある程度限られる
カメラバッグの中には、内側が全てマジックテープの柔らかい方になっていて、パーティション(仕切り)を自由に配置できるものがあります。
しかし、本製品の内側には、一部のみにマジックテープが付いています。
そのため、バッグ内のレイアウトがある程度制限されます。
個人的に元々のレイアウトには満足しているので、さほど不満はないのですが、将来的に収納する機材が変わったときに不便さを感じそうな気がしました。
まとめ
私は、ハクバのカメラバッグ(SLD-RS-BP)を購入しましたが、この品質で7,000円くらいで買えたので、個人的にはかなり満足しています。
ただ、店によって価格がピンキリだったりするので、事前にリサーチしてから購入することをオススメします。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
※本記事では、craftbeermaniaさん、bBearさん、による写真ACからの写真を使用しています。
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