【海外旅行】海外で“お写んぽ”しよう!海外初心者が一眼カメラを持って一人旅する方法とは?

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こんにちは。よーしゃんです。

昨年まで、年に数回は”海外旅行”に出掛けていたのですが、現在は不要不急の外出を避け、主に自宅で過去の写真の編集などを楽しんでいます。

2020年4月現在、新型コロナウィルス感染拡大を抑制するため、日本政府より全国に向けて緊急事態宣言が発令されています。

私はインドアの生活も割と好きな方なのですが、新型コロナによって自由を奪われた状況になると、好きな時にふらっと海外に旅行できていた日々が懐かしく思えてきます。

ということで、今回は海外一人旅の経験を基に、日本国内のフォトグラファーに向けて、海外で”お写んぽ”するコツについてお伝えしたいと思います。

海外初心者A
海外初心者A

海外のフォトスポットに行ってみたいけど、周りに詳しい人がいない。

海外初心者B
海外初心者B

友達と一緒だと撮影に集中できないから、一人で行きたい。でも、ちょっと不安だな。

海外初心者C
海外初心者C

外国語が全く話せないから、一人で海外なんて無理でしょ。

このような方々に向けて、簡単かつ安全に海外一人旅を楽しむ方法を紹介します。

この記事が、海外に旅立つきっかけとなれば幸いです。

本記事は海外旅行を推奨する内容となっておりますが、新型コロナウィルスが終息するまでは、国や地方自治体の指示や情報に従って行動して下さい。

なぜ海外なのか?

まず、私が海外をオススメする理由について、以下にまとめてみました。

海外に興味があるけれど、最初の一歩がなかなか踏み出せないという方は、参考にしてみて下さい。

視野が広がり、幸福度が上がる!

旅する女性

海外旅行の魅力と言えば、やはり非日常的な体験ができることだと思います。

住み慣れた日本から外に出ると、全く違う世界が待っています。

私が初めて海外に行ったときは、日本とは全然違う雰囲気の街並み、日本人とは異なる容姿の人々、日本語とは全く異なる言語、日本では味わうことができない本場の食べ物など、その全てがとても刺激的だったことを覚えています。

ある国では、赤や黄色に装飾され、電光掲示板が備わった寺院があったり、また別の国では、英語、中国語、??語など、色んな国の言葉が飛び交う市場があったり、日本では見ることができない光景ばかりでした。

海外に行き、外国の人々や文化に実際に触れることで、自分の視野が広がり、価値観が変わったと感じています。

私自身、海外で言葉がうまく通じなくて困った経験から、来日した外国人の人達の気持ちがちょっぴりわかるようになりました。

また、日本の常識が海外では非常識だったり、日本ではありえないことが海外では当たり前のように行われていたりします。

たとえ海外で不便な思いをしたとしても、その経験は、帰国後に日本の良さを改めて実感することに繋がります。

そういった点では、日本での生活の幸福度が上がった気がします。

店員がとても親切だったり、トイレが綺麗で高機能だったり、日本における当たり前のサービスが、実はとても素晴らしいことだと気付き、おもてなしの精神に以前よりもありがたみを感じることがあります。

一度、海外に出てみると、気持ちに何か変化が生まれるかもしれませんよ!

人と違った写真が撮れる!

フォトグラファーという観点から述べると、人と違った写真が撮れることも海外旅行の魅力だと思います。

その根拠として、以下のようなデータがあります。

日本の人口は、2019年の時点で約1億2400万人ですが、それに対して、有効旅券数(パスポート所有者の数)は約3000万冊(約3000万人)です。

※外務省ホームページより引用

単純計算で、海外に行っている日本人は、総人口の約24%(4人に1人)ということになりますね。

ちなみに、この数値は、若者に限定すればもう少し高くなります。

そして、これは極端な例ですが、戦場カメラマンの写真のように、撮る人が少ないものほど価値が生まれます

つまり、日本国内のコミュニティに写真を投稿する場合などは、海外で撮ったものをアップするだけで、少しばかり差別化できるということです。

逆に、日本の写真をアップするなら、海外のコミュニティの方が重宝されるのかなと個人的には思っています。

ただ、希少価値を求めすぎて、危険な地域に行ったりはしないで下さいね(笑)

どの国が安全でどの国が危険かという情報は、外務省の海外安全ホームページで確認できます。

LCCの増加により、格安で旅行できる!

海外旅行というと、”贅沢”だとか、”お金がかかる”というイメージがあるかもしれません。

しかし、最近はLCC(格安航空会社)もたくさんあり、思いのほか安く海外に行くことができます。

新幹線を使った国内旅行の場合、東京~大阪間の交通費は往復3万円くらいですが、その金額があれば、台湾などへの往復は十分可能です。

そして、ホテル代もアジア圏ならとても安価です。

さらに、飛行機のチケット代やホテル代は時期によって値段が大きく変動するので、閑散期の平日など、旅行客が少ない日程を選べば、驚くほど安く海外に行くことができます。

新型コロナウィルス感染拡大により、航空業界に多大な影響が出ています。ウィルス終息後、状況が大きく変わる可能性がありますので、詳しくは各航空会社の最新情報をご確認下さい。

初心者でも安全に旅行できる国とは?

実は、海外旅行には難易度があります。

具体的には、治安の良さや交通の便などで難易度が変わってくるのですが、実のところ、これは国によってかなり差があります。

特に、海外初心者の方が目的地を選ぶ際には、治安が良く、なおかつ交通インフラ(電車、バスなど)が整備された国を選ぶようにしましょう。

私がこれまでに行った国の中で、初心者の一人旅にオススメできる国は、以下の2つです。

中華圏なら台湾がオススメ!

台湾

台湾をオススメする理由は、人々がとても親日的で治安が良いからです。

さらに、MRT(電車)が整備されていて、空港から都市部まで簡単に移動できることも、その理由の一つです。

特に台北では、日本語の表記や日本語を話せる人も多く、レストランなどで困ることも少ないです。

また、中国語圏なので、漢字の筆談で何とかなる場合も多いです。

日本~台湾は、飛行機(直行便)で3時間くらいかかります。日本人なら、観光を目的とする90日以内の滞在の場合、ビザは不要です。

英語圏ならシンガポールがオススメ!

シンガポール

英語に興味がある方や、学生時代に英語が得意だったという方には、シンガポールをオススメします。

シンガポールは、治安がとても良く、衛生レベルも高いので、日本人の旅行先として最適です。

台湾と同様に、MRT(電車)が整備されており、空港から市内中心部まで簡単に移動することができます。

シンガポールの公用語は英語と中国語なので、スマホに英語の辞書アプリを入れておけば、困った時にとても重宝します。

日本~シンガポールは、飛行機(直行便)で7時間くらいかかります。日本人なら、観光を目的とする30日以内の滞在の場合、ビザは不要です。

海外一人旅に出掛ける前の準備

まず、海外での写真撮影が目的なら、ツアー旅行への参加はあまりオススメしません。

というのも、ツアーに参加すると行ける場所と滞在時間が限られてしまいますので、人混みが少なくなるのを待ったり、夕日が沈むのを待ったりして、シャッターチャンスを狙うことが難しくなります。

それに加えて、さほど興味が無いお土産屋に連れていかれて、長時間待たされたりすることもあります。

ですので、写真撮影をするなら、ツアーには参加しない方が良いと思います。

現地での移動は、基本的に電車かタクシーでOKです。

もし、タクシーでの移動が心配なら、台湾では”Uber”、シンガポールでは”Grab”、などの配車アプリを使うと便利です。これがあれば、ドライバーと全く会話しなくても目的地にたどり着けるので、語学が苦手でも大丈夫です。

まずはパスポートを取得しよう!

ここまで読んで頂いて、もし海外に興味を持ってもらえたのなら、まずはパスポートを準備しましょう。

パスポートは、最寄りのパスポートセンター市役所で申請手続きを行なうことができます。

その際、以下の物が必要になります。

パスポート発行に必要なもの
  • 一般旅券発給申請書 … 1通 (役所に置いてあります)
  • 戸籍謄本、または戸籍抄本 … 1通
  • 規格に合った写真 … 1枚
  • 本人確認書類 … 1点、または2点
  • 申請費用 … 11,000円(5年),16,000円(10年)
  • (住民票) … 1通 (住民登録が無い役所で申請する場合のみ必要)

※詳しくは、最寄りのパスポートセンターか市役所のホームページを参照して下さい。

パスポートの申請が終わってから発行されるまで、最短でも1週間くらいかかります。手続きは、なるべく早めに済ませましょう。

飛行機のチケットを予約・購入しよう!

パスポートを入手できたなら、次に飛行機のチケットを予約しましょう。

海外行きのフライトの予約にはパスポート番号が必要なので、パスポートを入手してから予約して下さいね。

飛行機のチケットは、旅行日程、行き先、ルート、予約時期などによって価格が大きく変動するので、価格比較サイト等を使用し、ある程度相場を把握してから購入することをオススメします。

ちなみに、私はいつも“スカイスキャナー(skyscanner)”を使って、最安値のチケットを探しています。

そして、チケットの購入には、海外旅行損害保険付帯のクレジットカードを利用することをオススメします。

航空券やホテル代など、海外旅行に関する費用をカードで払うと、自動的に保険が付与されるクレジットカードがあるので、こういったカードがあれば、別途、海外旅行保険に加入する必要はないと思います。

私の場合は、いつも“楽天カード”を利用しています。

楽天カードには、海外旅行時のケガや盗難による被害を補償してくれる保険が付いているので、一眼カメラなどの貴重品を持って行く場合など、とても重宝します。

チケットの購入が済んだら、たいていの場合はメールでPDF版のチケットが届くので、紙に印刷しましょう

PDF版のチケットをスマホにダウンロードしておくだけでも良いのですが、現地でスマホをなくしたり、電池が無くなったりした場合に詰んでしまいます。

ですので、紙で2枚ずつくらい印刷しておき、1枚はポーチなどに入れて常時携帯し、もう1枚はスーツケースに入れてホテルに置くようにすると安心です。

海外のホテルを予約しよう!

飛行機のチケットが取れたら、滞在先のホテルを予約しましょう。

海外のホテルの予約と言うと少しハードルが高そうですが、最近では日本語の予約サイトも充実しており、宿泊予約やキャンセルなどを簡単に行うことができます。

私はいつも“楽天トラベル”を使用していますが、楽天トラベルで扱っていないマイナーな国に行くときは“Hotels.com”のような予約サイトを利用しています。

ホテルを予約したら、予約表(英語)を紙で2枚ほど印刷しましょう

※上記のチケットと同じ理由です。

現地のホテルでチェックインを行なう際、英語の予約表があると非常にスムーズです。「チェックイン」と言ってフロントのスタッフに予約表を渡せば、特に会話する必要はありません。

なお、チェックインの際にクレジットカードの提示を求められることがありますが、これはデポジットと呼ばれる“保証金を含めた前払い”の方式ですので、チェックアウト後に清算され、宿泊代を除いた分が返金されます。どうか、ご心配無く。

困った時のライフラインを持っておこう!

基本的に、パスポート、チケット、ホテルが手配できれば大丈夫です。

あとは成り行きでも構わないのですが、いざという時に備えて、ライフラインを用意しておくことをオススメします。

一人で海外に滞在しているとき、以下のアイテムがあるのとないのでは、安心感が全然違いますよ。

特に海外初心者の方は、参考にしてみて下さい。

ポケットWiFiをレンタルしよう!

現地では、スマホで地図を見たり、タクシーを手配したり、レストランを探したりすることが多いと思います。

しかし、そこは海外。当然ながら、圏外です…。

なので、空港でレンタルできるポケットWiFiを準備しておくと、とても便利です。

ネット予約しておけば、日本国内の空港で借りることができ、現地で電源を入れるだけで使用できるので、初心者の方にも安心です。

レンタルWiFiの他にも、旅先の国に対応したSIMカードを購入し、現地で差し変えて使う方法があります。ただ、若干設定が必要なのと、事前に日本で接続確認ができないので、ある程度旅慣れた人にオススメします。

ガイドブックを購入しよう!

海外に不慣れな状態で、スマホを紛失したり、電池が無くなったりすると詰んでしまいます。

なので、オフラインでも使えるアイテムを1つ以上用意しておくと安心です。

特にガイドブックが1冊あれば、地図にもなり、現地の人と指差し会話でコミュニケーションすることも可能なので、絶対に1冊は持って行きましょう。

ちなみに、私は”地球の歩き方”を愛用しています。

マッチングサイトに登録しておこう!

レンタルWiFiを予約し、ガイドブックも購入したけれど、それでも一人は不安という方は、現地でサポートしてくれる人を探しましょう。

とはいえ、海外に知り合いが居るケースは稀だと思いますし、格安で手配した旅行なのに専属のツアーガイド(おそらく高額)を雇うのは本末転倒ですよね。

そんな方のために、“タビトモ”というマッチングサイトがあります。

タビトモは、海外旅行初心者と旅慣れた人をマッチングさせて、旅仲間を増やすことを目的として作られたサイトです。旅先と旅行日程が合えば、旅慣れた人に移動や食事をアテンドしてもらうことができます。

私が一人旅を始めた頃は、このようなサイトは無かったので、便利な時代になったなぁと感じています。

時代の恩恵を受けつつ、お気軽に海外旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。

まとめ

  • 海外に行くと視野が広がり、一味違った写真が撮れる。最近は、とてもリーズナブル。
  • 初心者にオススメの国は、台湾とシンガポール。
  • 事前に、パスポート、チケット、ホテルを手配する。全て日本語で準備できる。
  • 配車アプリ、事前印刷した各種予約表、を利用すれば、特に会話しなくても大丈夫。
  • 海外旅行費用をカード払いすると、損害保険が付与されるクレジットカードがある。
  • Wifi、ガイドブック、マッチングサイトを活用して、ライフラインを確保しておくと安心。

本記事では、海外一人旅に関する情報を述べてきましたが、現在は世界中で新型コロナウィルスが猛威を振るっており、まだ旅に出る時ではありません。

今私達にできることは、不要不急の外出を控え、手洗いやうがいなどの衛生管理を徹底し、ウィルスの早期終息のために、力を合わせて耐え凌ぐことだと思います。

ウィルスが一刻も早く終息し、観光業界にかつてのような活気が戻ることを願っております。

今回は以上です。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

※本記事では、潤風さん、Tomoharu photographyさん、さいこっこさん、kyanaさん、による写真ACからの写真を使用しています。

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