【撮影日記】ミャンマー観光、ヤンゴンでスナップ写真を撮ってみた!

路上で一服するおじさん Photo

こんにちは。”よーしゃん”です。

年末年始は一眼カメラを持参し、ミャンマーに滞在していました。

ミャンマーは長年軍事政権下にあり、鎖国が続いていた国ですが、2012年4月の選挙でアウン・サン・スーチー氏率いる民主党が勝利して以来、急激に民主化が進み、経済封鎖が解除され、外資がどんどん入って来ています。

今回は、そんな勢いのあるミャンマーの日常について、スナップ写真でお伝えしたいと思います。

使用したカメラは、いつもの”富士フイルム X T-20”、レンズもいつもの”XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS”です。

それでは、ご覧下さい。

ヤンゴン(ミャンマー)までのアクセス

日本~ヤンゴン(ミャンマー)の移動

現在、日本とヤンゴン(ミャンマー)を結ぶ直行便は、ANAが運行する東京(成田国際空港)~ヤンゴン(ヤンゴン国際空港)間の便のみです。航空券は往復で10万円くらいです。

関西にお住まいの方々には、関西国際空港からのバンコク(タイ)経由便や香港経由便※がオススメで、Air AsiaなどのLCCでは往復5万円前後(食事、ディスプレイ無し、預け荷物有料)、Cathey Pacificなどの航空会社では往復7万円前後(食事、ディスプレイ有り、預け荷物無料)で行くことができます。

※最近の香港の情勢には十分ご注意下さい。

今回、私は関西国際空港からバンコク経由でヤンゴン国際空港まで行きました。

ヤンゴン国際空港~都心部の移動

ヤンゴン国際空港はヤンゴン北部のミンガラドン郡区(Mingaladon Township)にあるので、空港から都心部(Downtown)まではタクシーで30分※くらいかかります。料金は、約7000チャット(約500円)でした。

※時間帯によっては、交通渋滞のため1時間くらいかかることもあります。

タクシードライバーの中には英語が通じる人もたくさんいますが、日本の様にメーターで料金が決まる訳ではなく、乗車の都度交渉する必要があります。

特に外国人は、ぼったくられる場合も多いため、”Grab”という配車アプリ※がオススメです。このアプリでは、現在地と目的地を運転手に伝えることで事前に料金が確定するので安心です。

※SIMカードやWifiなど、現地での通信環境が必要です。

無駄な交渉やトラブルを避けるため、私も道中は全てGrabを利用しました。

【写真1】大都会を歩くお坊さん

まずは、ヤンゴン最大のショッピングモールである、Junction Cityの前で撮影したスナップ写真です。

人口の9割程度が仏教徒のミャンマーでは、至る所でお坊さんや尼さんを見かけますが、この写真はそんなお坊さんに焦点を当てた作品です。

大都会を歩くお坊さん
FUJIFILM X-T20, XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS,
焦点距離 29mm, F値 3.2, SS 1/340, ISO-200

コンクリートのビル、舗装された道路、列を成す車など、”近代的な街並み”の中を歩く”伝統的な佇まいのお坊さん”がとても印象的に感じられる一枚です。

急速な発展を続けるミャンマーならではの風景だと思います。

【写真2】仏教国ミャンマーのキリスト教会

続いて目に留まったのは、Junction Cityの向かい側にある大きな教会です。

Holy Trinity Anglican Churchというイギリス系の教会だそうですが、仏教国のど真ん中にそびえ立つキリスト教会は少し不思議な感じがします。

仏教国ミャンマーのキリスト教会
FUJIFILM X-T20, XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS,
焦点距離 18mm, F値 2.8, SS 1/1600, ISO-200

できれば、街行くお坊さんと対比させる形で撮影したかったのですが、さすがに教会の敷地内にお坊さんはいませんでした(笑)

【写真3】超低速運行、ミャンマー鉄道

Junction Cityから少し北に歩くと、Phaya Lan駅があります。

ミャンマー庶民の足である鉄道ですが、日本の鉄道とは違って、超が付くほどの低速運行。おそらく、自転車並み?だと思います。

そして、日本では線路に人がいることは有り得ないのですが、ミャンマーでは普通に人が座っています。超低速なので、いつでも避けられるということなのでしょうか。(笑)

超低速運行、ミャンマー鉄道
FUJIFILM X-T20, XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS,
焦点距離 55mm, F値 4, SS 1/160, ISO-200

実は、ミャンマーは”日本製の中古車両の聖地”なので、かつて日本国内を走っていた車両が今も現役で活躍しています。撮り鉄の方は、楽しめるのではないでしょうか。

【写真4】ヤンゴンのとある雑貨屋

日本にも、昔はこういう店がたくさんありましたが、現在はフランチャイズ化が進み、全てコンビニなどによって淘汰されてしまいましたね。

30年くらい前の幼少期の記憶がふと蘇って来たので、懐古趣味に浸りつつ撮影しました。

ヤンゴンのとある雑貨屋
FUJIFILM X-T20, XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS,
焦点距離 18mm, F値 2.8, SS 1/320, ISO-200

遠い昔、学校からの帰り道によくこういう駄菓子屋みたいなところで買い食いしてたな~。

【写真5】あ、見つかっちゃった

雑貨屋の筋を歩いていると、民家の扉が開けっ放しになっていました。

ふとチラ見すると、中にいた犬と目が合ってしまいました。(汗)

あ、見つかっちゃった
FUJIFILM X-T20, XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS,
焦点距離 36mm, F値 3.6, SS 1/210, ISO-200

ミャンマーには野良犬が多いので、番犬か野良犬かの判別は付きませんが、怒らせると怖いので退散します。失礼しました~。

ちなみに、この写真は元々犬を中央に配置して撮ったのですが、後からトリミングして右側のフェンスを多めに入れました。そうすることで、覗き見た感じを出しているのですが、伝われば幸いです。

まとめ

10月~2月(乾季)は、ミャンマー観光のベストシーズンということもあり、日中ヤンゴン市内を歩き回っていても汗ダクにはならず、快適に撮影できました。乾季の間は雨がほとんど降らないので、ミャンマー観光に訪れるなら絶対にこの時期が良いと思います。

また、仏教国のミャンマーでも日本と同じく、キリスト教に便乗したクリスマスイベントが色々なところで盛んに行なわれています。もしこの時期に訪れる機会があれば、”暑いクリスマス”も併せて体験してみて下さい。

ちなみに、今回のベストショットは、本記事のアイキャッチ画像に使用している写真「路上で一服するおっちゃん」です。タバコを吹かしながら遠くの若者を見つめるおっちゃんの姿にストーリー性を感じる一枚です。

※肖像権には配慮しているつもりですが、問題があればご連絡下さい。

今回は以上です。ありがとうございました。

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