こんにちは。Pict Createの管理人”よーしゃん”です。
今回は、大阪のおすすめ観光スポットの一つである大阪城へ夜景撮影に行ってきました。前回の中之島公園での練習で何となく夜景の撮影方法がわかってきたので、今回は被写体を変えて再チャレンジです。
なお、 使用したカメラはいつもの”富士フイルムX T-20”、レンズは”XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS”です。あと、夜景撮影なので、三脚(ManfrottoのMKELES5BK-BH)も持参しています。
それでは、ご覧下さい!
【写真1】暗夜の大阪城
この日は曇り空。月が見え隠れしており、タイミングによっては月明りで明暗が変わります。
この写真は、暗闇の中、大阪城の窓からこぼれる明かりが綺麗だったので、そこに焦点を合わせて撮影しました。

気付いたこととして、真夜中にライトアップされた被写体は露出補正が難しいです。肉眼では綺麗に見えますが、被写体と背景の明るさが極端に違うので、カメラで映すと”被写体が白飛びする”もしくは”背景が黒潰れする”という状態に陥ります。
実はこの写真、木々の合間から額縁構図を狙った写真なのですが、大阪城と木々の明るさが極端に違っていたので、大阪城のディテールを優先して現像しました。
闇夜にポツンとある大阪城がお気に入りの一枚になりました。
【写真2】極楽浄土への道筋
続いて、大阪城の撮影スポットである極楽橋へ行ってみました。
極楽橋は、かつて阿弥陀如来が祀られていた石山本願寺(本丸の位置)の御堂(極楽浄土)へ向かうために架けられた橋だそうです。
この日は、大阪城周辺でプロジェクトマッピングのイベントがあり、極楽橋が青くライトアップされていたので、”極楽浄土への道筋”と題して撮影しました。

実はこの写真でも露出補正に苦労しています。
ライトアップされたお城に明るさを合わせると石垣や木の陰影が見えなくなり、極楽橋周辺の雰囲気が失われてしまいます。逆に、石垣や木に明るさを合わせるとお城が完全に白飛びしてしまいます。
そこで、ここでは露出の異なる写真を2枚撮影し、後から合成するという手法を用いています。

このように、お城にフォーカスした写真をPhoto Shopで切り抜き、背景にフォーカスした写真に合成することで、違和感の無い範囲で白飛びを抑えています。
Photo Shopありきの一枚です(笑)
【写真3】お堀から見た大阪市
お堀の上に立ち、良いアングルを模索していた時、ふと後ろを振り返ると都市の夜景が広がっていました。
さっきまで見ていたお城とは対照的な風景がとても印象的に感じたので、趣向を変えて”お堀から見た大阪市”を撮影してみました。

今から400年以上前、かの豊臣秀吉も同じような場所から”大坂の街並み”を眺めたことかと思いますが、現在の”大阪のビル群”を見たらどのように感じるのでしょうか(笑)
【写真4】月明りが照らす大阪城
曇り空の中で撮影を続けていると、運良く月が顔を出してくれたので、月明りに照らされた大阪城をイメージして撮影してみました。
月光でも太陽光と同様に、光の散乱によって”虹が見える瞬間”があります。快晴の澄み切った夜空では、おそらくその僅かな光を捉えることはできませんが、今日は雲がスクリーンとなって虹を映し出してくれました。

こちらが今回のベストショットです。
まとめ
大阪を観光するなら、大阪城公園は非常におすすめの観光スポットだと思います。大阪市内なのでアクセスは抜群に良いですし、大阪の歴史を感じることもできます。
特に日本を訪れた外国人の方々には、是非とも訪れて頂きたい場所です。
最後まで見て頂き、ありがとうございました。
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