【撮影日記】久安寺の池に浮かぶ紫陽花(あじさい)を撮影してみた!

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こんにちは。よーしゃんです。

新型コロナによる緊急事態宣言が解除され、ようやく自由に外出できるようになりました。

ということで、今回は大阪府池田市にある”久安寺”まで、紫陽花(あじさい)を撮影しに行ってきました。

久安寺では、毎年この時期になると、見頃が過ぎた紫陽花の花を池に浮かべて供養する「あじさいうかべ」という行事が行なわれます。

最近では、その様子がSNSなどでも紹介されており、幻想的な写真が撮れるということで、人気のスポットとなっています。

久しぶりの屋外撮影に心が弾みますが、油断は禁物!

これまで通り、マスクや手洗い、3密回避は徹底していきます。

それでは、ご覧下さい!

久安寺までのアクセス

久安寺へは、車で行くのがオススメです。

阪神高速道路を利用する場合は、11号線の池田木部第1出口を出て、国道423号線を3kmほど北上すると到着します。

一方、新名神高速道路を利用する場合は、箕面とどろみ出口を出て、国道423号線を3kmほど南下すると到着します。

お寺には無料駐車場があり、参拝者は9:00~16:00の間に利用できます。

拝観料は300円/人です。

久安寺には、公共交通機関で行くこともできます。

その場合、阪急池田駅から阪急バスに乗り、久安寺のバス停で下車します(乗車時間15分程度)。

【写真1】久安寺のあじさいうかべ

「あじさいうかべ」が行われている池は、お寺の入り口付近にあります。

私が訪れたときは、県外への移動自粛が解除されたばかりだったこともあり、通常よりも多くの人が集まっていました。

ですので、ソーシャルディスタンスを保ちつつ、早速、池に浮かぶ紫陽花を撮影しました。

久安寺のあじさいうかべ
FUJIFILM X-T20, XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS,
焦点距離 55mm, F値 4.0, SS 1/1500, ISO-200

池には思いの外たくさんの花が浮かんでおり、カラフルでとても幻想的でした。

ただ、このように被写体が多いと、写真を見る人の視線誘導がとても難しいです。

この場合、どの花にピントを合わせるかを意識すると、良い写真が撮れると思います。

【写真2】虫食い穴から覗いてみると

久安寺の中にも、たくさんの紫陽花が咲いています。

紫陽花を眺めていると、大きな虫食い穴がある葉っぱが目に入ったので、その穴を活かしながら撮影してみました。

カタツムリの目線は、おそらくこんな感じでしょうか。(笑)

虫食い穴から覗いてみると
FUJIFILM X-T20, XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS,
焦点距離 55mm, F値 4.0, SS 1/40, ISO-200

お写んぽ中に、穴や隙間を見つけたときは、額縁構図でのシャッターチャンスです

レンズ越しにその穴や隙間を覗くと、クリエイティブな写真が撮れるかもしれませんよ。

【写真3】歴史ある紫陽花の小道

久安寺には、1300年近くの歴史をがあるそうです。

そんな歴史情緒あふれるお寺を散策していると、石畳や石灯籠がとても印象的な場所を見つけました。

そこで、インスピレーションの赴くままに撮影することにしました。

紫陽花の小道
FUJIFILM X-T20, XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS,
焦点距離 18mm, F値 4.5, SS 1/280, ISO-200

この写真では、斜光(被写体の側面から当たる光)による立体感と、小道に並んだ石灯籠による奥行き感を意識しています。

また、石畳や石灯籠などの歴史を感じる被写体は、モノトーンカラーととても相性が良いので、後からモノクロ写真に編集しました。

【写真4】お天道様に感謝

さきほどの小道を抜けたところには、小さなお地蔵様が並んでいます。

ちょうど、その一つに光が差しており、お天道様(太陽)を拝んでいるように見えたので、その状況を撮ってみました。

お天道様に感謝
FUJIFILM X-T20, XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS,
焦点距離 55mm, F値 4.0, SS 1/45, ISO-200

太陽光のおかげで、お地蔵様の顔の陰影をくっきりと表現できました。

印象的な光があるだけで、写真のレベルは各段に上がると思います。

つまり、フォトグラファーにとって、太陽は非常に重要な存在だということです。

まさに、お天道様に感謝ですね!

【写真5】儚き紫陽花、諸行無常なり

帰り際にもう一度、紫陽花が浮かぶ池に立ち寄ると、良い感じの光が差していました。

そこで、光が当たる紫陽花にフォーカスしつつ、撮影することにしました。

儚き紫陽花、諸行無常なり
FUJIFILM X-T20, XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS,
焦点距離 55mm, F値 4.5, SS 1/640, ISO-200

この写真の状況のように、主題となる人や物体だけに光が当たっているときは、意図的に暗めに露出補正すると、明暗が表現しやすいです。

あと、現像の際にトーンカーブを調節して明るさにメリハリをつけると、光が当たった被写体をより引き立てることができます。

まとめ

今回は昼過ぎの撮影だったので、太陽が低い位置にあり、印象的な光が差すシチュエーションが多かった気がします。

たまたま道が混んでいて、その時間にお寺に着いただけなのですが、太陽の位置(時間帯)なども考慮して撮影に臨むと、撮れ高(良い写真が撮れる割合)が上がるのかなと思いました。

ちなみに、久安寺は紅葉も綺麗らしく、秋にも訪れてみたいスポットです。

今回は以上です。

ありがとうございました。

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