こんにちは。”よーしゃん”です。
お彼岸ということで、富士山の麓、静岡県富士宮市の”彼岸花ロード“(富士宮市役所白糸出張所周辺)で彼岸花の撮影をしてきました。
彼岸花の撮影に富士宮市を選んだ理由は、この時期にたまたま出張で新幹線を利用する予定があり、新富士駅で途中下車できたことと、インターネットで”天子ヶ岳の里 彼岸花写真コンクール”なるものが開催されていることを知ったからです。
私もアマチュアカメラマンの端くれとして、写真コンクールに応募したいと考えていたので、この機会にチャレンジしてみることにしました。
結果はどうあれ、参加することに意味があると思っています(笑)
それでは、彼岸花ロードへのアクセス方法と共に、そこで撮影した写真を紹介していきます。
彼岸花ロードまでのアクセス
富士宮市の彼岸花ロードは、有名な観光スポットである”白糸の滝”の近くにあります。
車なら、新富士ICから富士宮市役所白糸出張所を目指して、40分くらいで到着します。
私は出張帰りに新富士駅で途中下車し、そこからレンタカーで移動しました。新富士駅から車移動だと、国道139号線などを通って40分くらいで行けました。
富士宮市は車社会なので、JRなどの公共交通機関はあってないようなものです。電車+バスでも行けなくはないですが、本数が少なめです。
地元のタクシードライバーも「車が無いとやってらんないよ。」と言うくらいなので、マイカーもしくはレンタカーでの移動をおすすめします。
【写真1】リコリスツインタワー
私が彼岸花ロードを訪れたとき、彼岸花はまだ満開ではなく蕾がたくさんありました。
その蕾の株が2つ並んでいるところが、どこかのツインタワーに見えたので、そのインスピレーションをそのまま撮影してみました。

焦点距離 55mm, F値 4.5, SS 1/750, ISO-200
ちなみに、リコリスというのは彼岸花の学名だそうです。
【写真2】彼岸花とアゲハ蝶
彼岸花には蜜線があるため、様々な昆虫が集まって来ます。
その中でも、アゲハ蝶はなぜか彼岸花が大好きで、私が彼岸花ロードを訪れたときも花の周りにたくさん飛んでいました。
そこで、彼岸花とアゲハ蝶のツーショットを撮影することにしました。

焦点距離 200mm, F値 4.8, SS 1/1600, ISO-200
蝶を被写体にすると、なかなか良い角度で止まってくれなかったり、羽がバタついたりと、撮影の難易度が一気に上がりました。
【写真3】お彼岸の楽しみ
花に止まった蝶を撮影するときは、横から撮るのが良いと思います。
横から撮ると、クリンとした目、触覚、口吻(ストローの様な口)などを写真に収めることができ、美味しそうに蜜を吸っている様子がよくわかります。

焦点距離 55mm, F値 4.0, SS 1/1700, ISO-200
ちなみに、この写真のタイトル”お彼岸の楽しみ”は、”彼岸花の蜜を楽しむアゲハ蝶”と”彼岸花の撮影を楽しむ私”を掛けたものです。
アゲハ蝶が主題、彼岸花が副題になっている感じは否めないですが、この写真を1つ目のコンクール応募作品にしました。
【写真4】日向に咲く彼岸花
赤い花を撮影する場合、背景は緑色がおすすめです。
その理由は、赤と緑は補色(相反する色)の関係にあるため、他の色の背景よりも花がグッと映えるからです。
ということで、田んぼの緑を背景にして撮影してみました。

焦点距離 55mm, F値 4.0, SS 1/680, ISO-200
パッと見た感じでは綺麗なのですが、私が思う彼岸花のイメージとはちょっと違う写真になりました。被写体がひまわりなら、このような日向のシチュエーションが合いますね。
あと、F値をもう少し大きくして背景の稲穂にも若干ピントを合わせ、副題として天子ヶ岳の郷の雰囲気を出しても良かったかなと思います。
【写真5】木漏れ日に包まれながら
彼岸花は明るい日陰を好む植物です。
私の中でも、木々をカーテンのようにして、木陰でひっそりと咲いているイメージがありました。
そこで、場所を変えて撮影してみることにしました。

焦点距離 55mm, F値 4.0, SS 1/200, ISO-200
木々を背景として逆光で撮影することで、木漏れ日がいい感じに玉ボケしてくれました。
また、ちょっとあおり気味に撮影することで、おぼろげながら周囲に木々がそびえ立っている感じも表現できたかなと思います。
自分のイメージにピッタリの写真が撮れたので、この写真を2つ目のコンクール応募作品にしました。
まとめ
富士宮市の彼岸花ロードは、ふるさとの風景を次世代へバトンタッチしていくため、 天子ヶ岳の郷保存の会が10年余りの年月をかけて彼岸花を植え付け、作り上げてきた場所です。
白糸の滝に比べればマイナーな撮影スポットではありますが、地元の方々の努力によってできた美しい場所にこそ、人々の心を引き付ける素晴らしい被写体が眠っていると思います。
まだまだ半人前ですが、本ブログを通してそのような場所の魅力なども伝えていきたいです。
今回は以上です。
最後まで見て頂き、ありがとうございました。
コメント