【在宅ワーカー向け】自宅PCのデスクトップを自動バックアップして、安全、快適に作業しよう!

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こんにちは。“よーしゃん”です。

みなさんは、パソコンのバックアップについてどのように考えていますか?

私の場合は、デスクトップが散らかってきたら外付けHDD(ハードディスクドライブ)に移して整理するくらいの感覚です。

最近では、ブログの執筆や写真撮影などの機会も増えてきており、私のデスクトップ上には、書きかけの原稿や編集途中の写真などが並んでいますが、特に意識してバックアップをとっているということはありません。

当然ながら、不慮の事故でパソコンが壊れれば、数時間かけて書いた原稿、数時間かけて編集した写真などが吹き飛んでしまうことは理解しています。

それでも定期的にバックアップを取らない理由は、「単純に面倒臭いから」です。

作業終了時にファイルを外部メディアにコピーしておくだけでも、安全性はかなり向上するのですが、毎回コピーするとなると結構大変ですし、度重なるコピーの末、どのファイルが最新版なのか迷うこともよくあります。

このように、データのバックアップを面倒に感じている人は意外と多いのではないでしょうか。

本記事では、そのような方々を対象として、“AOMEI Backupper”というバックアップソフトを使いながら、デスクトップを自動的にバックアップする方法を紹介します。

特に、個人で活動されている在宅ワーカーの方やフリーランスの方にオススメの内容ですので、どうぞご覧下さい!

AOMEI Backupperとは?

AOMEI Backupperとは、パソコンのデータを保護することを目的として、AOMEI Technology社が開発したソフトです。

バックアッパーという名前が付いていますが、本ソフトにはバックアップの他にも、以下のような機能が備わっています。

  • ファイル/フォルダ/パーティション/ディスク単位でのバックアップ、および復元
  • パーティション/ディスクのクローン作成
  • 変更点のみのバックアップ、定期的なバックアップスケジュールの設定
  • 外付けのドライブ、ネットワーク上のドライブにも対応
  • 各種Windowsに対応(10/8.1/8/7/Vista/XP(32ビット版&64ビット版)
  • FAT16,FAT32,NTFS,ReFS,Ext2/3,ExFATなどの様々なファイルシステムに対応

※パーティションとは、同一ディスク内でドライブを区切ったもの(C,D,Eドライブなど)。

私がこのソフトを知ったきっかけは、同社の広報担当の方から当ブログ経由で紹介依頼を頂いたからです。

半信半疑でAOMEI Technology社について調べてみると、同社はハードディスクなどの記憶媒体のバックアップ、リストア、パーティション作成など、いわゆるデータ管理用のソフトウェア開発を得意とする会社であり、アジア、アメリカ、ヨーロッパ諸国の企業、大学、政府機関などでの採用実績もあるそうです。

とはいえ、実際に触ってみないと何とも言えないと思いますので、早速使ってみることにしました。

ちなみに、私がこのソフトを使ってやりたいことは、企業が構築しているような自動バックアップ環境(デスクトップのミラーリングなど)を自宅PCで実現することです。

※ミラーリングとは、2つのディスクやフォルダを同期させ、全く同じコピーを作成することです。

もちろん、企業と同等レベルまではいかないと思いますが、自動バックアップ環境が整えば、在宅ワークの安全性や信頼性はかなり向上すると考えています。

AOMEI Backupperでデスクトップをミラーリングしてみた!

それでは、AOMEI Backupperの機能を検証していきます。

具体的には、本ソフトを使って、デスクトップフォルダの中身を外付けHDD(ハードディスクドライブ)にミラーリングさせたいと思います。

ソフトのダウンロード

今回、私はAOMEI BackupperのProfessional版を使用しています。無料で使用できるStandard版もあるのですが、リアルタイムでのミラーリング(同期)には対応していないため、Professional版を選択しました。

特にリアルタイムでの同期にこだわらなければ(一日一回のバックアップ等でもよければ)、Standard版でも問題無いと思います。下記のリンクより、お好みの方をダウンロードできます。

バックアップ環境の構築

ソフトをインストールして起動すると、以下のような画面になるので、同期をクリックします。

AOMEI Backupper

すると、次のような画面が現れるので、コピー元のフォルダ(今回はデスクトップ)とコピー先のフォルダ(今回は外付けHDD)を入力します。

AOMEI Backupper

ちなみに、画面上部のタスク名は「同期」となっていますが、これはコピー先に新たに作成されるフォルダの名前ですので、右のペンマークのアイコンをクリックし、任意の名前に変更してもOKです。

そして、Professional版の場合は、画面下部のリアルタイム同期にチェックを入れます。Standard版の場合は、画面下部のスケジュールをクリックし、バックアップ頻度(一日一回、一週間一回など)を設定します。ここで設定した頻度でデスクトップがバックアップされます。

Professional版でリアルタイム同期をクリックすると、以下のウィンドウが開きます。

AOMEI Backupper

コピー元(今回はデスクトップ)のファイルを削除したとき、同時にコピー先(今回は外付けHDD)のファイルも削除したければ、このチェックボックスにチェックを入れ、「はい」をクリックします。私は、不要なファイルを残したくないので、チェックを入れました。

全ての入力、設定が終われば、「開始」をクリックします。

ソフトの処理が終わるまで数分かかりますが、この時の待ち時間はコピー元フォルダのサイズによって異なります。

処理が終われば、完了をクリックします。

AOMEI Backupper

バックアップの設定はこれで終わりですので、ソフトを閉じます。ソフトを閉じても、実際にはバックグラウンドで動作しているので、バックアップは問題無く行われます。

バックアップ環境の動作確認

バックアップ環境が構築できたので、続いて動作確認を行なってみました。

下の画像の上側がコピー元のフォルダ(私のデスクトップ)、下側がコピー先のフォルダ(外付けHDD)です。先程の設定によって、コピー先には「同期」というフォルダと「Desktop」というサブフォルダが作成されています。

動作確認

ここで、デスクトップに新たにファイルが生成したとき、それが自動的に外付けHDDにコピーされていれば、自動バックアップが行われていることになります。

それでは、デスクトップ側に「DSCF4318.RAF」という画像ファイル(RAW形式の写真)を投入してみます。さて、どうなることやら。。。

動作確認

なんと、デスクトップ側に投入したファイルが、外付けHDD側にもリアルタイムで自動生成しました!

この機能があれば、不慮の事故でパソコンが壊れたとしても、外付けHDD側(バックアップ側)からファイルを救出することができそうです!

今回は外付けHDDにバックアップを作成しましたが、NAS(Network Attached Storage)のようなネットワークHDDを活用すれば、在宅ワーカーの方々にとって非常に安全かつ快適なバックアップ環境を構築できるのではないでしょうか。

※リモートアクセス機能を使って、カフェなどからインターネット経由で自宅HDDにバックアップをとるような使い方をする場合、セキュリティには十分注意しましょう。

ちなみに、AOMEI Backupperはパソコンをシャットダウンし再起動しても、下記のようにバックグラウンドで自動的に起動するので、毎回ソフトを起動する必要はありません。

タスクマネージャー

バックアップのルールを検証してみた!

ここからは趣味の域なのですが、AOMEI Backupperで構築したバックアップ環境ではどのようなルール(規則性)に基づいてファイルがコピーされるのか気になったので、色々試してみました。

その結果、以下のことがわかりました。

  • コピー元のファイル操作(新規作成、内容変更、リネームなど)は、全てコピー先に反映される。
  • 逆に、コピー先のファイルを操作しても、コピー元には反映されない。
  • コピー先の「A」というファイルを書き換えてからコピー元の「A」を書き換えると、コピー元の変更内容が優先的に上書きされる。
  • コピー先の「A」というファイルを「B」にリネームした後、コピー元の「A」を書き換えると、コピー先の「B」は残ったまま「A」が新たに生成する。

基本的には、コピー元の操作が優先的にコピー先にミラーリングされるようです。ですので、コピー元のみファイル操作を行なうようにしましょう。

まとめ

  • AOMEI Backupperを使えば、任意のフォルダの自動バックアップが可能である。
  • リアルタイムのミラーリング(同期)を行なう場合、Professional版が必要となる。
  • 本ソフトは、パソコンを再起動してもバックグラウンドで自動的に起動する。
  • 本ソフトは、コピー元の操作が優先的にコピー先にミラーリングされる。

以上です。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

※本記事では、hachipachi88さんによる写真ACからの写真を使用しています。

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