【撮影日記】堺泉北臨海工業地帯で学ぶ、真っ暗闇での写真撮影!

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こんにちは。”よーしゃん”です。

三脚を購入して以来、夜景の撮影にハマっています。

今回は、大阪府高石市の”堺泉北臨海工業地帯”まで夜景の撮影に行ってきましたので、その写真をアップします。

ただ、堺泉北臨海工業地帯の夜は思いの外暗く、露出アンダーの写真を量産してしまいました。後からPhotoshopで修正したのですが、カメラ上級者の方々には、少々お見苦しい写真もあるかもしれません。それについては、反面教師ととらえて、今後の反省点も踏まえながら書きたいと思います。

なお、 使用したカメラはいつもの”富士フイルムX T-20”です。レンズに関しては、堺泉北臨海工業地帯では撮影スポットと被写体の距離が離れていることが多いので、中望遠レンズの”XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS”を持参しました。あと、夜景撮影なので、三脚”Manfrotto, MKELES5BK-BH”も持って行きました。

それでは、ご覧下さい。

堺泉北臨海工業地帯までのアクセス

堺泉北臨海工業地帯はとても広いので、車移動が必須です。

大阪市内からだと、国道25号線と府道34号線を経由し、車で30~40分で行くことができます。カーナビなどを使って、高砂公園を目指して行くとスムーズかと思います。

今回、私が訪れた撮影スポットは全て車で直接行けるところなので、比較的楽に移動できました。

あと、補足情報として、夏場以外にここを訪れる際はウインドブレーカーなどの上着があった方が良いです。堺泉北臨海工業地帯は周囲を海に囲まれているので、とても風が強く、撮影中にどんどん体温が奪われます。

どうか、防寒対策をお忘れなく。

【写真1】キラキラ輝く夜の工場

最初に、浜寺水路を越えて、高砂公園に向かう途中にある撮影スポットに行きました。

その撮影スポットというのは、”大阪国際石油精製の前にある歩道橋”です。この歩道橋の上から、中望遠レンズを使って撮影した写真がこちらです。ちょっと三角構図を意識しています。

キラキラ輝く夜の工場
FUJIFILM X-T20, XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS,
焦点距離 64mm, F値 20, SS 30, ISO-200

ライトの光条を出したくて、F値をかなり大きめにセットしたのですが、光量が足りずに露出アンダーな写真となりました。

次回、同じようなシチュエーションで撮るなら、もっとISO感度を上げようと思います。最近のカメラであれば、ISO-1600くらいまで上げても全然問題無いそうなので。

【写真2】夜の蒸留塔

続いて、同じ場所から向きを変えて撮影しました。

この方向には蒸留塔らしき建物があり、夜に見るとカッコイイです。

夜の蒸留塔
FUJIFILM X-T20, XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS,
焦点距離 55mm, F値 20, SS 30, ISO-200

こちらも露出アンダーなのはご容赦下さい。

こういう縦長の建物は、広角レンズを使って真下から撮影すると面白そうですね。ただ、工場の敷地内への不法侵入は厳禁ですよ。

【写真3】待機するボール達

次は、先程の蒸留塔の反対側にある、JX大阪製油所の液化石油ガス(LPG)タンクを撮影してみました。

ガスタンクを見ていると、何だか”ガンダムに登場するボール”に見えてきます。

待機するボール達
FUJIFILM X-T20, XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS,
焦点距離 61mm, F値 13, SS 18, ISO-200

個人的には、”同じような物体が並んでいるところ”を見つけたら、シャッターチャンスだと思っています。

今後は、整列した被写体の上手な見せ方なども勉強していきたいです。

【写真4】対岸の工場夜景(三井化学)

次に、高砂公園を通過して埠頭の先端の方(築港浜寺西町)まで行き、そこから内海越しに工場夜景を撮影しました。

まずは、三井化学の夜景です。

対岸の工場夜景(三井化学)
FUJIFILM X-T20, XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS,
焦点距離 78mm, F値 11, SS 27, ISO-200

三脚でカメラを固定しながら撮影したのですが、かなり風が強く、若干ブレているような気がします。

カメラの腕前はさておき、このような風景写真は三分割構図が綺麗ですね!

【写真5】対岸の工場夜景(大阪ガス)

こちらは、同じ場所から向きを変えて撮影した写真です。

写っているのは、大阪ガスの工場です。

対岸の工場夜景(大阪ガス)
FUJIFILM X-T20, XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS,
焦点距離 78mm, F値 11, SS 20, ISO-200

暖色のライトと寒色の海のコントラストが良い感じに撮れました。また、狙った訳ではないのですが、波のしま模様が奥行き感を演出してくれました。

こちらが今回のベストショットです!

まとめ

堺泉北臨海工業地帯は思いの外暗く、適正露出に合わせ込むのが難しかったです。光量を落とし過ぎてノイズが出るくらいなら、最初からISO感度を上げて、適正露出に近い形で撮影すべきでした。

あと、初心者が陥りやすいミスとして、夜景撮影後に暗所でモニタを見ながら写真の明るさをチェックするのはNGです。夜景撮影時は暗闇に目が慣れているので、その状態でモニタを見ると実際よりも明るく見えてしまいます。その場では上手に撮れているように見えても、家に帰ってPCで見ると「思ったより暗い…。」ということがよくあります。

今回の私もそのパターンでしたが、今後は”暗所のモニタでは、実際よりも明るく見える!”ということを意識して、夜景撮影に臨みたいと思います。

余談ですが、PhotoshopやLightroomなどの現像ソフトがある場合は、少し露出アンダー気味に撮影し、後からシャドウなどのパラメータを調節して明るくすると綺麗に仕上がります。その匙加減が難しいところですね。(笑)

以上です。ありがとうございました。

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